数珠の基本Q&A集
- 1. ブレスレット(腕輪)はお葬式に使えますか?
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葬儀にはブレスレットではなく、数珠が必要です。
ブレスレット(腕輪)はあくまでもお守りとしてお使いください。
- 2. 数珠は人にプレゼントしても良いものですか?
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数珠は、“寿珠”とも言われ、数珠を贈ることは、その人に法緑を与え功徳を施すことになるので、大変良い事とされています。
成人・結婚・入学・卒業・就職・誕生日など、人生の節目に数珠をお贈りすることをお奨めします。
- 3. 数珠を他人に貸しても大丈夫ですか?
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数珠は持ち主のお守りであり、分身です。
基本は、各個人で所有する物ですので、数珠を貸し借りすることは、良いことではありません。
- 4. 「本式数珠」 「略式数珠」とは何ですか。
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「本式念珠」とは、各宗派ごとの本来の意味を持った数珠のことで、その宗派の正式な数珠です。
一方、「略式数珠」とは、“宗派を問わず使える”などと謳った、無難なデザインの数珠のことです(一般的に、片手用の一連タイプ)。
もし、ご自身の宗派をご存知なら、「本式念珠」をご使用になるべきです。
- 5. 自分の宗派の本式数珠を持って、違う宗派の葬儀に参列しても大丈夫ですか?
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ご自身の宗派の数珠で違う宗派の葬儀に出席されても、全く問題ありません。もしくは、略式の数珠を持って参列されても良いでしょう。
- 6.
数珠(念珠)の購入に際して、種類が色々あって迷っています。
数珠の購入に際して気をつけることを教えてください。 -
一番気をつけなければならないのは、「宗派」についてです。
数珠は、宗派によってそれぞれ意味合いも異なります。
男女によって、房が異なったりと、いろいろなケースがあります。
よく「何宗でも良い」などと謳った、数珠が見受けられますが、後で後悔しないためにも、まずはご自分の宗派の数珠(念珠)がどのような物なのかをご確認ください。
ただ、数珠には愛着を感じることも大切ですので、宗派の範囲で、お好きな石などを入れてオーダーメードをするのも、良い方法です。
- 6.
数珠(念珠)の購入に際して、種類が色々あって迷っています。
- 7. 社会人になったら、数珠は持つべきでしょうか。
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本来数珠は、自分の身代わりになる仏具です。
他人のものを借りるのは、本来の意味に反します。
社会人と言わず、ある程度の年齢になれば、当然ご本人のものを持つべきです。
特に若い世代の方で、葬儀にも行く機会も少ないので、数珠なんて要らないと考えている方も多いですが、数珠を持って手を合わせる事は、黄泉の世界へ旅立たれる方への礼儀です。
また、お若い方でも、しっかりとした本物の数珠を持つ姿は、それだけで好印象を与えます。
- 8. 女性の場合、嫁いだ先が、実家の宗派と違う場合は、
嫁ぎ先の宗派に合わせ、数珠を新調する必要があるのでしょうか。
また、その際、古い数珠はどのように扱うべきなのでしょうか。 -
嫁いだ先の宗派が実家の宗派と違う場合は、当然、嫁ぎ先の宗派に合わせ、数珠を新調する必要があります。
また、古い数珠は、お寺さんに持って行き、供養してもらうと良いでしょう。
- 8. 女性の場合、嫁いだ先が、実家の宗派と違う場合は、
- 9. 故人の使っていた数珠は、どのように処分するべきなのでしょうか。
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故人の使っていたお数珠は、荼毘に付す前にお棺の中に入れます。
あの世でも必要な物とされています。
- 10. 特に信仰している宗派の無い場合、数珠を持つ必要はあるのでしょうか。
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信仰している宗教がない場合、社会人として恥をかかない為にも、略式の数珠は持つべきです。
これは日本の主な宗派(八宗派)の葬儀の参列しても問題の無い一連の片手用数珠です。
ただ、多くの場合、単にご本人が知らないだけで、実家やご先祖を調べれば、必ずと言って良いほど、何かの仏教の宗派に属しているものです。もしくは、キリスト教や神道などの信仰をお持ちなら、数珠は持つ必要はありません。
- 11. 数珠は用途別に持つ必要があるのでしょうか。
例えば、葬儀用や法事用など、別のものを持つべきなのでしょうか。 -
一般的には、葬儀用・法事用などで数珠を区別する必要はありません。
ただ、ご自分の宗派の本式数珠と、どの宗派でも共通して使える略式数珠とを両方持つケースは良く見受けられます。
他宗派の葬儀にご自分の宗派の本式念珠を持って参列することは、全く問題ない事なのですが、このような時、略式の数珠を持って参列される方も多くいらっしゃいます。
- 11. 数珠は用途別に持つ必要があるのでしょうか。
- 12. 結婚のお祝いに、数珠を贈るというのはいかがなものでしょうか。
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もともとは、嫁入り道具の中に数珠が入っていました。
ですので、結婚のお祝いに数珠を贈ること自体は間違いではありません。
新しい門出である結婚に際し、ご先祖様に手を合わせ感謝をするという意味でも、数珠を新調する事はとても良いことです。
- 13. 子供用に数珠は持たすべきでしょうか?
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子供に数珠を持たす必要はないと考えている方は多くいらっしゃいます。確かに、玩具との分別ができない幼少の段階ではまだ早いかもしれません。しかし、信仰心を育むには、幼少期が非常に大切です。幼稚園の年長くらいになれば、自分だけの数珠を与えることで、一人の人間として尊重されていることを感じ、自立心も芽生えるようです。 子供用数珠・念珠はこちら >>
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