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葬儀の豆知識

葬儀の豆知識

〜 お数珠とお焼香について 〜
● お数珠の扱い方

数珠は持ち主の魂の分身とも言われ、持っているだけでも功徳があるとされています。


各宗派ごとの本式念珠は、通常108個の玉で構成されています。108という数字は、人間の中にある108の煩悩を退散させる功徳があるという意味から来ています。

 

お経を唱えたり、仏さまに礼拝する時、故人を偲び供養する時などに数珠を手にかけてお参りします。最近は自分の数珠を持っていない方も多いようですが、数珠を持たず葬儀に参列することは、仏様を鷲掴みにする行為とされています。

 

数珠は持ち主の分身であり、お守りでもあるので、普段から鞄の中に入れておいても何の差し障りもありません。また、最近では、宗派ごとの本式数珠ではなく、略式の片手用念珠を持つ方が増えております。本来ならば、ご自分の宗派の本式数珠を持つべきですが、これも時代の流れとして許容される選択と言えるでしょう。

 

略式の数珠は、基本的にどんな宗派でもお使いになれるので便利です。合掌する時は、左手の親指と人差指の根元にかけ、両手のひらで挟むか、両手の親指以外の指を通して手を合わせます。


また、使わない時は、房を下にして持つようにします。宗派の本式念珠をお持ちの方は、ご自分の宗派の本式念珠を持って、他宗派の葬儀に参列しても構いません。

● 合掌について

合掌とは仏様を尊び、供養する気持ちを表す行為です。合掌の仕方ですが、まず指を離さずくっつけた状態で、両手をしっかりと合わせます。


両手の位置は胸の前で、指先は45度くらいの角度で傾けます。時々、力を込めて肘を張ったり、脇を締めて合掌する方がおられますが、肩などの力は抜き、自然に手を合わせればきれいです。


また、一説では右手は仏様を、左手は私たち俗人を表すとも言われています。合掌をするというその行為で、仏の境地に俗人が近づくという意味です。昔から日本人は、感謝する時に手を合わせていました。 煩悩の多い俗人でも、天によって命を与えられ、生かされているという心の姿勢は、現代を生きる私たちも決して忘れてはならないものです。


手を合わせる事によって心が落ち着き、精神が安定します。

● お焼香について

仏教においてはお葬式や、さまざまなご法要の折に、必ずと言っていい程お焼香をします。

 

これはお仏前を荘厳することによって敬虔且つ感謝の心を捧げるという意味があります。また、芳香には私たちの身を清めるという意味もあります。

● 葬儀の際のお焼香の仕方

まず、遺族向かって一礼します。そして焼香台の前に進み、遺影またはご本尊を仰ぎ、頭を垂れて黙礼をします。

 

必ず右手で香をつまみ、香炉に数回(回数は宗派によって異なります)、静かにくべます。よく、一つまみずつ香を額のところまで上げる方がおられますが、これはあえてする必要はありません。

 

お焼香のあと合掌礼拝します。最後に遺族に一礼してすみやかに退きます。

● 宗派別のお焼香の作法について

各宗派のお焼香の違いは、下記を参考になさってください。

 

【天台宗】 焼香は三回。線香は三本立てます。

【真言宗】 焼香は三回。線香は三本立てます。

【浄土宗】 焼香は一〜二回。線香は一本立てます。

【真宗大谷派】 焼香は二回。線香は立てないで半分に折って寝かせます。

【浄土真宗 本願寺派】 焼香は一回で香を押し頂きません。線香は立てないで半分に折って横に寝かせます。

【臨済宗】 焼香は一〜二回。線香は一本立てます。

【曹洞宗】 焼香は一〜二回。線香は一本立てます。

【日蓮宗】 焼香は一〜二回、線香は一本立てます。

 

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